赤津焼陶祥窯 開窯20年展

熊本県伝統工芸館で行われている赤津焼陶祥窯 開窯20年展の展示を見学しました。花は草心流の橋本草露さんが担当しています。開期は4月16日(水)〜4月21日(日)です。

yasoen_toshogama_20130417_1

こちら正面入口。どーんと来ました。どでかい壷 & コデマリ一種!この深い深い緑の壷は織部でしょうか?そして亀裂のような模様。作者の意図を感じます(きっとわざとです!)。花はシンプルでさわやかな印象をでした。

yasoen_toshogama_20130417_4

こちらは、志野の花入れです。味わいのある肌合い!はっと目を引く存在感すばらしいの一言です。足が付いてるんでしょうか?少し宙に浮いた感じが重苦しさをなくして、軽く見せてます。考えぬかれた一品ではないでしょうか? ピンクの花はフクロナデシコです。野の花がとても似合ってました。

yasoen_toshogama_20130417_2

志野の急須にいけてあるのは、カワラナデシコ(ピンク)とペラペラヨメナ(白)です。家で使わなくなった急須を、花入れとして使うといいですね。

yasoen_toshogama_20130417_6

 

タケノコ!意表をつかれました。力強い器にとってもマッチしてました。

 

yasoen_toshogama_20130417_7

 

こちらの掛け花入れ、すばらしいアイデアです。ちょちょっといけて、ぽんと置く。らくちんです。置く器も色々変えて楽しめそうですね。

yasoen_toshogama_20130417_8

最後にご紹介するのは、こちらの穴がぼっこり2つ開いた壷です。見た瞬間、宮崎駿監督の「天空の城ラピュタ」で、大砲に打ち抜かれた「かわいそうなロボット」を思い浮かべました。作者の福岡祥浩さん曰く、色々形をデザインしてあーだこーだするより、ぱっと思い浮かんだインスピレーションを大切にして形にしていくんです!との事。織部の深い緑について熱く語る姿がとても印象的でした。

yasoen_toshogama_20130417_3

カテゴリー: 作陶展   パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です