熊本県伝統工芸館 玄関花

4月16日(火)〜4月29日(月)まで、熊本県伝統工芸館 玄関の花を草心流が担当します。

4月16日(火)、17日(水)は、草人が担当しました。器は小代焼きです。

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高く使っている花は、道ばたでよくみかける雑草「スカンポ」です。黄緑からオレンジ、真っ赤なものまであり、一度沢山いけてみたいと思っていました。

薄紫色にちらちらと見えるのは松葉海蘭(マツバウンラン)という花(一年草)です。帰化植物で荒れ地でも育つ丈夫な植物だそうです。去年、マツバウンランが群生している空き地をたまたま見かけましたが、ラベンダー畑にいるような感じで、ファンになりました。

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その他、オカオグルマ(黄)、オダマキ(薄ピンク)、サクラソウ(ピンク)、スズラン、ミヤコワスレ(白、濃紺)、ダイコンソウ(オレンジ)、イチゴツナギ、オキナグサ(濃紫)、カラスノエンドウなど、春の花をたくさん使ってます。

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4月18日(木)、19日(金)は、小室草凛さんが担当しました。

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花材は、コバノスイナ、ドイツアザミ、都忘れ、紫蘭、スズラン、キンポウゲ、
アイリス、丁字草、河原撫子です。

春の新緑の美しさと野原に咲き始めた花々の美しさを感じしました。下の写真は小室草凛さんとのツーショットです。

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4月20日(土)〜21日(日)は、岩田草撫さんが担当しました。

花材はオダマキ、ナルコユリ、鈴蘭、都忘れ、クサノオ、立浪草、垣通しの葉、マツモトセンノウの蕾です。ここまで小代焼き3連ちゃんですね。井上泰秋先生の絵皿でしょうか?皿の絵がとてもいかされてますね。

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4月23日(火)〜24日(水)は、中村草歩さんが担当しました。

花材は、ネズミムギ、矢車菊、丁字草、十二単(じゅうにひとえ)、都忘れ、白雪芥子(しらゆきげし)、踊子草、姫踊子草です。ネズミムギは道端でもよく見かける植物なので、あーこれ見た事あるかも・・・と思うわれる方も多いのではないでしょうか? 春が終わりに近づいて、少し汗ばむ日も出てきましたが、中村さんがいけた涼やかな花が今の季節とてもさわやかに感じました。

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4月25日(木)〜4月26日(金)は、田代さんが担当しました。

花材はたけのこ、ぺんぺん草、紅葉の青葉、ぺらぺら嫁菜(白)、セキチクナデシコ、十二単(じゅうにひとえ)です。玄関から入った時、うぅわ!たけのこ!と強烈な印象を受けました。そして、じっくり見ていくと、側に添えられている花が可愛い事、可愛い事。たけのこと可愛い花って、どうして似合うんでしょうね! とても楽しませてもらいました。ありがとう田代さん!

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横から見た写真です。水面に浮かべてある紅葉の青葉がとても印象的です。

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