西頭哲三郎人形展

人吉で行われている西頭哲三郎先生の人形展の花を草人が担当しました。

期間は4月23日(火)〜4月29日(月)、人吉市東 大塚町の寺本製茶さんの古民家で行われています。

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寺本製茶さんは人吉市街から車で15分くらいの所にあります。まわりが山で囲まれ、すぐ側に球磨川の支流、胸川が流れています。とても静かで、聞こえるのは川の流れる音とときおりする鳥の鳴き声だけです。ここだけ時間がゆっくり流れている気がして、日頃の忙しさも忘れてゆったりとした気分になりました。

入口には昔餅をつくのに実際使っていた石臼があります。是非この石臼に花をいけてみたいとは思ったものの、春の小さい花々ではちゅんともしません。にょっきり筍をいけて見ましたがいかがでしょうか? 石臼の穴には水をはり、野あざみやレンゲの花、シロツメグサ、アケビヅルを入れてみました。

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玄関を入った所に、春の小さい花々とスカンポをいけました。
近頃、スカンポがお気に入りです。
そのほか、ミヤマオダマキ(青白)、オカオグルマ(黄色)、ハルジオン(白)、踊り子草(ピンク)、はこべ、オキナグサ(濃紫)、ホタルカズラ(青)、ツツジ(赤)などをいけてます。

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それにしても、、ミヤマオダマキの写真写り(↓)の良い事、うらやましい!

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小さいひな人形のテーブルには、今年初めて咲いたカワラナデシコ(ピンク)とぺんぺん草をいけました。

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下の写真、右側の人形が花を見て微笑んでいるように見えませんか? 
カップにハハコグサとニリンソウをいけてます。

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下の花は、見た事がない人が多いと思います。ユキモチソウという花です。
どういう構図でどのような組み合わせでいけるか、かなり迷いました。苦し紛れに人形のポーズをまねてみたら、えらく好評でした。

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取手の付いた水差しにダンチクという草をいけています。

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床の間には、青竹の寸胴(ずんど)にお生花をいけました。高い竹にはイチハツというアヤメの仲間をいけています。背の低い竹には、キイチゴ、ミヤコワスレ、ヤマブキソウをいけています。

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