熊本伝統工芸館で行われている「二人展(野口悦士x井銅心平)」の挿花を岩田草撫さんが担当しました。お二人の味わいのある器に、岩田さんのかわいい花が添えられて、とても見応えがありました!4月14日まで展示されてますので、是非ご覧ください。
窓から熊本城が見えます。わたしの一番好きな角度です。
野焼きの後でしょうか?
井銅心平さんの大鉢。とても味わいのある肌合いをしてます。
忘れな草(薄青)のうにっとした感じがとっても良かったです。
灰色に白の刷毛目、見事でした。井銅心平さんの器です。たんぽぽやキュウリグサ(ひょろっと伸びているくさ)、青い花はハルリンドウですね。
野口悦士さんの器です。どのような気持ちでこの器を作ったのでしょうか? しばらく見入ってしまいました。
写真を拡大して葉の上を見てみましょう!丸い実が付いてます。ハナイカダという落葉低木です。葉の真ん中になぜ?!誰か教えてください。淡い紫色の藤の花と新緑!とてもさわやかな印象でした。
緑の葉はナルコユリの新芽です。ナルコユリの球根は白くてジャガイモみたいです。栄養をそこに沢山蓄えているからでしょうか? 土から棒のような新芽をにょきにょき伸ばして、ひらひらっとめくれるように葉を広げます。あっと言う間にみなさんご存知のナルコユリの出来上がりです。植物は生きるため、子孫を残すための色んな戦略を考えています。改めて、おどろき桃の木なるこゆりです。古いか。。。
おもしろ植物シリーズのようになってきました。こちらはハンカイソウの新芽です。キノコのような形の新芽が出て、傘を広げるように葉が広がっていきます。ヤブレガサも同じ感じですね。成長すると1mくらいの大きさになり、黄色いちょっと派手な花をつけます。野口さんの南蛮焼きはなぜか新芽がよく似合いますね!岩田さんナイスです。
青い花は深山オダマキです。この花を見るとセーラー服を思い出すのは私だけでしょうか?紫は翁草。じいさんと女子高生の競演!岩田さんナイス!
左が井銅心平さん、右が野口悦士さん。お話をしてて、同年代ですね〜と言われたのがうれしかったです。10歳くらい違いますが。。。 器からもお二人からもパワーをもらった気がします。